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2006.08.15

Turning Point (4) - 涙の理由 -

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短期バイトも終了し、
気持ちも一段落してきた、あくる日。
父が以前お世話になった病院で父についての話を聞くこと、
長い間会っていなかった親戚に会って詫びようと思い、
相方サンと共に父の実家のある田舎へ。
病院は快くお話を引き受けてくださった。
主治医は既に他界していらしたが、
父のことを知ってる現在の院長が話をしてくださった。
診察室に入り、父のうつ病のことについて尋ねると、
「それとはちょっと違う病気なんです」と。
静かに優しくオブラートに包んだよう。
気遣いが感じられ、そこに察するものがあった。
「統合失調症ですか?」とたずねる。
「そう、ですね」とのこたえ。
そのとたん、涙が溢れてきた。
この涙は失望の涙なのか、安堵からきたものなのか。
わからなかった。
父のことがあり、精神保健福祉に貢献したく思い、
病気についても少し勉強していたので
親戚に聞いた父の様子から予想はしていた、と伝えると
「そう、それはとてもいいことだね、がんばって」
先生は優しく穏やかに言った。
「お父さんは思いつめるタイプの人ではなかったから、
お父さんのことだけ思いつめず、自分の人生を大事に生きなさい」とも。
そして、最後に父のカルテにはってある
父の写真を見せてくださった。
ワタシの知る顔よりも少し頬がこけ、
老けてはいたけれど、
それは紛れもなく、あのお父さんだった。
結婚や出産をしたら、会いに行こうと思っていたのに。 
こんな形での再会になってしまうなんて。
診察室を出てからも涙が止まらなかった。
白い、きれいな待合室。
どのくらいだろう。
相方サンに寄り添われ、
人の目も気にせずしばらく泣いていた。
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To be continued.  >>>  Turning Point (5)

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