Turning Point (4) - 涙の理由 -
| ・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚ 短期バイトも終了し、 |
| 気持ちも一段落してきた、あくる日。 |
| 父が以前お世話になった病院で父についての話を聞くこと、 |
| 長い間会っていなかった親戚に会って詫びようと思い、 |
| 相方サンと共に父の実家のある田舎へ。 |
| 病院は快くお話を引き受けてくださった。 |
| 主治医は既に他界していらしたが、 |
| 父のことを知ってる現在の院長が話をしてくださった。 |
| 診察室に入り、父のうつ病のことについて尋ねると、 |
| 「それとはちょっと違う病気なんです」と。 |
| 静かに優しくオブラートに包んだよう。 |
| 気遣いが感じられ、そこに察するものがあった。 |
| 「統合失調症ですか?」とたずねる。 「そう、ですね」とのこたえ。 |
| そのとたん、涙が溢れてきた。 |
| この涙は失望の涙なのか、安堵からきたものなのか。 |
| わからなかった。 |
| 父のことがあり、精神保健福祉に貢献したく思い、 |
| 病気についても少し勉強していたので |
| 親戚に聞いた父の様子から予想はしていた、と伝えると |
| 「そう、それはとてもいいことだね、がんばって」 |
| 先生は優しく穏やかに言った。 |
| 「お父さんは思いつめるタイプの人ではなかったから、 |
| お父さんのことだけ思いつめず、自分の人生を大事に生きなさい」とも。 |
| そして、最後に父のカルテにはってある |
| 父の写真を見せてくださった。 |
| ワタシの知る顔よりも少し頬がこけ、 |
| 老けてはいたけれど、 |
| それは紛れもなく、あのお父さんだった。 |
| 結婚や出産をしたら、会いに行こうと思っていたのに。 |
| こんな形での再会になってしまうなんて。 |
| 診察室を出てからも涙が止まらなかった。 |
| 白い、きれいな待合室。 |
| どのくらいだろう。 |
| 相方サンに寄り添われ、 |
| 人の目も気にせずしばらく泣いていた。 |
| ・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚゚・*:..。o○☆*゚¨゚ |
| To be continued. >>> Turning Point (5) |
へなちょこがちゃぴん。に愛の手を...!
ポチッとしていただけると励まされますぅ(◕ฺ∀◕ฺ)..+*
| 固定リンク








コメント